文・写真=笙野頼子 update:2020/06/15
last update:2020/06/17
「会いに行って--静流藤娘紀行」見本できました(ただしこの写真のは束見本、前にお話しした見返しサインの図です、横の写真は猫沼に使う候補)装丁は当然、ミルキィ・イソベさん、装画は青木鐡夫さんにお願いいたしました
このカバーもとても素晴らしいのですが、実は表紙にサプライスがあり(内容は伏せておきます)
おそらく図書館の中では最も美しい青い本になる、サービス精神もある、という工夫がされています
しかし残念なご報告が一つ、さる手違いにより、
花布とスピンの色がミルキィさんの指定と違っているのです
本来はどちらも鮮やかな濃いブルーすみずみまで配慮の行き届いた仕上がりのものでした
しかし、結局全体は素晴らしい本と言えます
なおかつ困惑はしたもののつまりはコロナ体制下のミスということで
増刷も無理そうだし……
それでこの後三部だけ本来の装丁の製本をするということになりました
出来上がりましたらその写真を追加いたします
刊行前にともかくお知らせだけでもと
笙野頼子
追伸、金毘羅の神社本庁離脱と宇佐八幡宮についても
次作に少しだけ書いていますとはいえ
拙作「金毘羅」や「海底八幡宮」をつい読み返してしまうせいか
いつしか行数が増えて
このまま中編になるのかもしれず……